広島県民にとって「パン」といえば、誰もが知るローカルな味があります。全国区のブランドパンも良いけれど、地元のスーパーのパンコーナーには、昔から変わらない素朴なパッケージと、ホッとする味わいの菓子パンがずらりと並んでいます。
今回は、旅行者の方々にはもちろん、県外在住の元広島県民の方々にも「ああ、これこれ!」と感じていただける、スーパーで手軽に買える「懐かし系ご当地菓子パン」を5つご紹介します。
※写真はイメージです。
1. 呉のメロンパン(有限会社メロンパン)
ラグビーボール型のボリューム満点パン
「メロンパン」という名前なのに丸くない!ラグビーボールのような形をしたこのパンは、広島県呉市が発祥のご当地パンの代表格です。
外見は一般的なメロンパンとは似ても似つきませんが、その特徴的な見た目と、ずっしりとした重さが地元では愛されています。
- 最大の特徴: 重さ200gを超えるほどのボリューム感と、パン生地の中にたっぷり詰まったオリジナルの白餡風クリーム。このクリームが絶妙な甘さで、食べ応え抜群です。
- 買える場所: 呉市内だけでなく、広島市内の「ゆめタウン」や「イオン」などの大型スーパーのパンコーナーで購入可能です。
- 地元での愛称: 地元では「コッペパン」と呼ばれることもあります。
2. デンマークロール(タカキベーカリー)
広島発祥の全国区ブランドが届ける「西日本限定」の味
広島市に本社を置くタカキベーカリーは、全国的に有名なパンメーカーですが、実は西日本限定で販売されている「ご当地パン」が存在します。その代表格がこのデンマークロールです。
- 最大の特徴: デニッシュ生地をロール状に焼き上げた、ふんわりとソフトなパン。特徴は表面にかかった甘いフォンダン(砂糖衣)で、シンプルながらも満足感のある甘さが人気です。
- 懐かしさの理由: 長年にわたり西日本のスーパーやコンビニの定番商品として親しまれてきたため、地元の人にとっては子供の頃からのおやつや朝食の定番でした。
- 購入のポイント: タカキベーカリーは全国のスーパーで見かけますが、このデンマークロールは西日本限定販売です。ぜひ見つけてみてください。
3.はっさくジャムパン(岡野製パン所)
瀬戸内の味!酸味と苦みが大人な味わい
尾道市因島(いんのしま)で長年パンを作り続けている岡野製パン所は、地元・尾道や福山エリアのスーパーで強い支持を得ています。特に、因島名産「はっさく」を使った菓子パンは外せません。
- 最大の特徴: 因島産のはっさくを使った爽やかなジャムが中に入っています。はっさく特有のほろ苦さが加わり、普通のジャムパンとは一味違う、大人な味わいが楽しめます。
- パッケージ: レトロな雰囲気のパッケージも魅力。地元スーパーの菓子パンコーナーでは、ひときわ目を引く存在です。
- その他の人気商品: 同社の「ローズパン(福山市の花・バラをイメージ)」や「フルーツパン」も、レトロパン好きにはたまりません。
4. ひろしま生クリームパン(例:PAN DE HAPIAなど)
新定番となった冷やして美味しい進化系クリームパン
「八天堂のくりーむパン」とはまた別のご当地クリームパンとして、近年スーパーで人気を高めているのが「ひろしま生クリームパン」です。
- 最大の特徴: 生地が驚くほどふわふわで柔らかく、口の中でとろけるような食感が魅力です。たっぷりの生クリームは、まるでバニラアイスのような軽い口どけ。
- 購入できるスーパー: 「ライフ」などのスーパーで「中国四国フェア」などの地域フェアで販売されるほか、常時取り扱いのある店舗も増えています。
- フレーバー: バニラ、ミルクチョコ、瀬戸内レモン、広島みかんなど、バリエーションが豊富で、スーパーで色々な味をまとめ買いするのが楽しみの一つです。
5. ピープ(タカキベーカリー)
しっとりふかふかの「蒸しパン」の進化形
再びタカキベーカリーから、西日本で愛される隠れた名品「ピープ」をご紹介します。これは菓子パンというより「蒸しパン」に近い、しっとりとした食感が特徴です。
広島スーパー探訪を楽しもう!
今回ご紹介したご当地菓子パンは、デパートや駅のお土産コーナーではなく、地元の人が日常的に利用するスーパーマーケット(ゆめタウン、イオン、フジ、地場のスーパーなど)のパン売り場で手に入ります。
ぜひ広島を訪れた際には、ご当地のスーパーを覗いてみてください。パッケージのレトロさや、地元では当たり前のローカルな味に、きっと新しい発見があるはずです。


コメント