受け継がれる「クリスマス哲学」:バッケンモーツアルトとシュトーレンの50年

お土産・ギフト

クリスマスを彩る伝統の味

クリスマスが近づくと、私たちの心を温めてくれるドイツの伝統菓子、シュトーレン。その深い味わいと、日を追うごとに変化する風味は、クリスマスの特別な時間を象徴しています。

バッケンモーツアルトが、このシュトーレンを日本の皆様にお届けし始めてから、まもなく半世紀。私たちは単なるお菓子としてではなく、「クリスマスを待つ喜び」という哲学そのものを、この一本一本に込めてきました。

この記事では、バッケンモーツアルトのシュトーレンが、いかにしてこの特別な時期の定番となったのか、その歴史と、受け継がれる「こだわり製法」の背景に迫ります。

※写真はイメージです。


ドイツの伝統を日本へ:製法への探求心

バッケンモーツアルトのシュトーレン作りは、本場ドイツの伝統的な製法への深い敬意と、それを日本の皆様の嗜好に合わせて昇華させる探求心から始まりました。

職人の想いが息づく「こだわり製法」

創業以来、私たちはシュトーレンの核となる要素に、妥協せず向き合い続けています。特に、製法における以下の要素は、私たちが守り続けている「こだわり」の柱です。

  • 素材の選定:生地の風味を左右する良質なバターや小麦粉はもちろん、洋酒にじっくりと漬け込むフルーツやレーズン一つひとつに至るまで、その品質を厳選しています。
  • マジパン:しっとりとした風味と食感を生み出すマジパンは、高品質なアーモンドを使用して自家製に近い方法で仕込みます。これが全体の味に深みを与えます。
  • 伝統の製法:現代の効率化された製法ではなく、手間と時間をかけた伝統的な捏ね方や、長時間の生地の「寝かせ」を重視。これにより、バターとフルーツの香りが生地全体にじんわりと馴染みます。

この丁寧な製法があるからこそ、バッケンモーツアルトのシュトーレンは、日を追うごとに風味が増し、熟成の妙を味わうことができるのです。

風味の核となる「マジパン」と「フルーツ」の秘密

シュトーレンの美味しさは、中心にあるマジパンと、洋酒に漬け込まれたフルーツによって決まります。バッケンモーツアルトの製法は、この2つの要素に深いこだわりを持っています。

1. 自家製に近い製法で仕込む「アーモンドマジパン」

マジパンは、生地の保湿性と風味の豊かさを左右する重要な要素です。

製法の工夫: このマジパンを生地の中央に練り込むのではなく、絶妙なバランスで配置することで、焼成後も水分を保持し、時間が経つほどに生地全体をしっとりとさせる役割を担います。

高品質アーモンド: 風味豊かな高品質のアーモンドを厳選し、自家製に近い製法で丁寧にペースト状に仕込んでいます。

2. 独自の配合と期間による「フルーツの洋酒漬け」

ドライフルーツの漬け込みは、香り高く、奥深い味わいを生み出すための大切な準備工程です。

  • 厳選された洋酒: 数種類の洋酒を独自にブレンドし、レーズンやオレンジピールなどのフルーツを漬け込みます。
  • こだわりの漬け込み期間: フルーツの種類や季節の湿度に応じて、最適な漬け込み期間を見極めます。この長い熟成期間を経ることで、フルーツが洋酒の香りをしっかりと抱え込み、シュトーレンの味の「核」が完成します。

熟成という「時の魔法」が生む喜び

シュトーレンの魅力は、焼きたてだけではありません。適切な環境で保管し、クリスマスまで少しずつスライスして楽しむ「熟成」の過程にこそあります。

バッケンモーツアルトのシュトーレンは、この熟成を経ることで、フルーツの香りが全体に広がり、生地がしっとりとして、より深い一体感のある味わいに変化します。

私たちがシュトーレンに込める「クリスマス哲学」

私たちは、シュトーレンを通して、日々の生活の中に「待つ喜び」と「家族や大切な人との温かい時間」を届けたいと考えています。

  1. アドベントの習慣: シュトーレンを薄くスライスし、クリスマスまでの期間を指折り数えて楽しむ習慣を提供します。
  2. 共有の喜び: 友人や家族と分け合うことで、特別な会話や笑顔が生まれることを願っています。
  3. 時が育む味: 熟成によって味が深まるように、時を重ねることで深まる人間関係や、家族の歴史を象徴しています。

時間と職人技が織りなす「二段階熟成」

バッケンモーツアルトのシュトーレンの最大の特徴は、手間を惜しまない「二段階熟成」の工程にあります。

ステップ1:生地の低温長時間発酵

一般的な製法では短時間で発酵を済ませるところを、私たちは低温でじっくりと時間をかけて生地を発酵させます。

  • これにより、小麦粉本来の風味とバターの香りが最大限に引き出され、複雑で深みのある土台が作られます。
  • 時間をかけることで、生地のきめが細かくなり、しっとりとした食感につながります。

ステップ2:焼き上げ後の「風味の封じ込め」

焼き上がったシュトーレンの熱が冷めきる前に、溶かした澄ましバター(ギー)をたっぷりと染み込ませます

最後にまぶす粉砂糖は、単なるデコレーションではなく、空気中の湿気からシュトーレンを守り、自宅での「熟成」を助ける天然のバサールとしての役割も持っています。

この作業が、単に風味を良くするだけでなく、洋酒の香りや生地の水分を閉じ込める「封印」の役割を果たします。


職人が見極める「最高の食べ頃」

手間と時間をかけて作られたバッケンモーツアルトのシュトーレンは、お客様の手元に届いてからも「製法」が続きます。

私たちは、このシュトーレンを最高の状態で味わっていただくために、以下のポイントをおすすめしています。

  • 薄切り: 約1cm程度の薄切りにし、一切れずつ風味を堪能してください。
  • 熟成の楽しさ: 焼き上がり直後のフレッシュな風味と、1〜2週間後にフルーツの香りが全体に広がり一体感が増した風味の違いを楽しむのがおすすめです。
熟成期間の目安味わいの特徴
購入直後〜3日バターの風味が際立ち、フレッシュでリッチな味わい
1週間〜10日後洋酒とフルーツの香りが生地に浸透し、しっとり感が向上
クリスマス直前全体の風味が調和し、奥深くまろやかな熟成の極み

これからも変わらない想い

バッケンモーツアルトのシュトーレンは、長年にわたり、数多くのお客様のクリスマスの食卓を彩ってきました。その背景には、創業以来変わることのない「最高の素材と手間を惜しまない製法でお菓子を提供する」という私たちの哲学があります。

この伝統的な製法を守りながらも、私たちは常に時代の変化とお客様の声を大切にし、より良いシュトーレンを追求し続けます。

今年のクリスマスも、バッケンモーツアルトのシュトーレンが、皆様の心に残る温かい時間をお届けできることを願っています。


バッケンモーツアルト・店舗情報

1. バッケンモーツアルト 廿日市工場直売店

宮島の対岸に位置し、カフェやタイ料理レストランも併設された、特別な店舗です。

項目詳細
住所広島県廿日市市木材港北15-24
営業時間10:00~20:00
定休日なし
特徴工場直売ならではの豊富な品揃え。大きな窓から瀬戸内海を臨むレストランあり。
アクセスJR山陽本線 廿日市駅より車で約7分
2. 広島駅周辺の店舗(ekie内)

お土産や移動中に利用しやすい、駅構内の店舗です。

店舗名所在地営業時間
ekie(エキエ)店広島市南区松原町1-2 ekie NORTHエリア2F8:00~21:00
新幹線口2階 銘品館店広島市南区松原町(新幹線口2階)8:00~20:00
3. 広島市中央部の店舗

街の中心部にある店舗情報です。

店舗名所在地営業時間
中央通り店広島市中区堀川町5-210:30~21:00
本通り店広島市中区本通7-2610:00~19:00
広島そごう店広島市中区基町6-27(そごう広島店)10:00~20:00

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