「チョコレートは好きだけど、カカオはよく知らない」という方にこそ、ぜひ体験していただきたいメニューがあります。それが、ピエール・マルコリーニのカフェで提供されている「デギュスタシオン ドゥ カカオ」です。
この一皿は、私たちが普段持つ「カカオ=苦い」というイメージを根底から覆し、フルーティーで、爽やかで、驚きに満ちたカカオの真実の姿を見せてくれます。
この記事では、実際に「デギュスタシオン ドゥ カカオ」を体験して感じた、カカオの常識が変わる3つのポイントをご紹介します。
※写真はイメージです。
9種類(構成要素)を徹底解説!
オーダーすると運ばれてくるプレートには、通常9種類のカカオに関連するアイテムが並びます。
| 構成要素 | カカオの部位 | 味わいの特徴と魅力 |
| カカオパルプのソルベ | カカオの果肉(パルプ) | ライチや柑橘類のようなフルーティーで爽やかな酸味。チョコレートの原料が果物であることを実感できます。 |
| カカオニブの糖衣がけ | カカオの豆(ニブ) | ローストしたカカオ豆を砂糖でコーティング。サクサクとした食感とカカオ豆の香ばしさをダイレクトに楽しめます。 |
| カカオティのジュレ | カカオの皮(ハスク) | カカオの皮をお茶にした「カカオティ」のジュレ。清涼感があり、ハスク(皮)特有の優しい香りを堪能できます。 |
| 産地別タブレット(3種) | カカオの豆(産地別) | 異なる産地のシングルオリジン・チョコレート。カカオのテロワールによる風味の違いが明確にわかります。 |
| ボンボンショコラ2種類・ガトーショコラ など | カカオの豆(チョコレート) | マルコリーニを代表する定番のボンボンショコラ。洗練された味わいと技術を感じられる象徴的な一品です。 |
※実際の提供内容は時期や店舗により異なる場合があります。
カカオは「果物」だった!フルーティーなソルベに感動
カカオと聞くと、茶色く加工された豆や、濃いブラウンのチョコレートを想像しがちです。しかし、カカオの木に実る果実は、その中に白い果肉(パルプ)を持っています。
ライチのような爽やかさの秘密
デギュスタシオンのプレートには、「カカオパルプのソルベ」という、真っ白なソルベが並びます。これを一口食べると、多くの人が驚くはずです。
- 酸味と甘みのバランス: 想像を絶するほどフルーティーで、ライチやパッションフルーツのような明るい酸味と、上品な甘さがあります。
- カカオの原点: これこそが、発酵前のカカオ豆の周りを覆っている、カカオの「果物」としての側面なのです。
このソルベは、「カカオは苦い」という常識を打ち破り、「カカオはフルーティーで爽やかな果物から始まる」という新しい常識を与えてくれます。
食べ比べで明確にわかる「産地別」の個性
ピエール・マルコリーニ氏は、カカオ豆の産地(テロワール)にこだわりを持つ「ビーントゥバー」のパイオニアです。その哲学は、デギュスタシオンに用意された産地別タブレット(板チョコレート)の食べ比べで、明確に体感できます。
3種類のタブレットを味わう発見
同じカカオ豆から作られていても、産地が違えば風味が全く異なります。この体験では、それぞれのタブレットが持つ「個性」を比較できます。
食べ比べをすることで、今まで一括りにしていた「チョコレートの味」が、いかに多様で奥深いものだったのかを実感でき、チョコレート選びの視点が変わります。
豆だけでなく「皮」まで活かす、サステナブルな体験
デギュスタシオンのプレートでは、普段は廃棄されてしまうカカオの皮(ハスク)までが、美味しく生まれ変わっています。
カカオティから生まれた繊細なジュレ
プレートには「カカオティのジュレ」という、涼しげなジュレが含まれています。これは、カカオ豆の皮(ハスク)をお茶として煮出した「カカオティ」から作られています。
- 穏やかな香り: ハスク特有の優しい香りと、清涼感のある口当たりが特徴です。
- 素材への敬意: 豆だけでなく、その周辺の素材まで大切に使い切るマルコリーニ氏の、カカオ全体に対するリスペクトが伝わってきます。
この体験は、カカオを「豆」としてではなく「丸ごと」味わうことで、サステナブルな食のあり方についても考えさせてくれる機会となります。
「デギュスタシオン ドゥ カカオ」は、カカオの新たな魅力に気付かせてくれる、特別な時間にふさわしいメニューです。
ぜひピエール・マルコリーニのカフェで、カカオの常識を覆す、感動的なデギュスタシオン体験を味わってみてください。
ピエール マルコリーニ ミナモア広島店
| 店名 | ピエール マルコリーニ ミナモア広島店 (PIERRE MARCOLINI minamoa Hiroshima) |
| 住所 | 〒732-0822 広島県広島市南区松原町2番37号 minamoa 2階西 |
| 電話番号 | 082-569-6680 |
| 営業時間 | 10:00~20:00 |
| 定休日 | minamoaの休館日に準ずる |


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